2015/11/10

オウンドメディア集客を売上につなげる3つの工夫

コンテンツマーケティングオウンドメディア
オウンドメディアを運用することによって、自社サイトに訪れるユーザーの数を一気に高めることができます。しかしながら、本当に欲しいのはユーザーのアクセスではなく売上に繋がるお客様からのお問い合わせですよね。オウンドメディアを運営している企業の中には、「アクセスは増えたけど、売上につながらない」といった悩みを抱えられている企業が多くいらっしゃいます。
今回は、集めたユーザーを営業活動にリンクさせて売上につなげていく基礎的な手段を3つ簡単にまとめます。

1.お問い合わせバナーによる直接問い合わせ

こちらの方法は非常にシンプルです。ページの見える位置にお電話番号もしくはお問い合わせボタン、バナーなどを設置する方法です。
ただし気をつけなければいけないのが、オウンドメディアに訪れるユーザーは殆どの場合企業のサービスに興味があるのではなく、記事の内容に興味をもっています。したがってあまりにお問い合わせバナーを目立つ形で配置するとユーザーのストレスに繋がる可能性があります。
また、オウンドメディアに訪れるユーザーはすぐに購買をしたいわけではなく情報収集でサイトを閲覧していることが多いため、この手法で即時問い合わせに繋がる確率は低いのが特徴です。問い合わせ率を高める工夫として、LPを作成しそこにユーザーを遷移させるなどの手法が使われることもあります。

2.資料ダウンロードにリード獲得

オウンドメディアに訪れるユーザーは何かしらの情報を目当てにサイトを閲覧しています。それを逆手にとり、作りこんだ資料をユーザーのリード情報と引き換えにダウンロードしてもらうのがこの資料ダウンロードという手法です。
特にノウハウを売りにしている業態の企業であれば、資料ダウンロードをよういするのはとても有効でしょう。
難点としては、やはり資料を用意する手間がかかってしまう点です。資料もその時時にあったものを随時用意する必要が出てくる可能性もあります。しかし逆を言えばそれだけ手間をかけて作った資料であれば、ユーザーがその情報欲しさにたくさん集まってきますので多数のリードを取得することにつながります。
ちなみに、リードというのは資料をダウンロードする際に入力する「会社名」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」などの情報です。それらを資料ダウンロードしてもらう代わりに獲得することで、後々メールや電話などで直接営業活動することができます。

3.メルマガ登録からのメール広告

メルマガ登録というのも着手している企業が多い手法です。メルマガ登録とは、ユーザーが氏名とメールアドレスを入力することによって定期的にメルマガや記事の更新情報を受け取ることができるようになる仕組みです。企業側のメリットとしてはやはりメールアドレスが手に入ることで、そのメールアドレスに対し定期的にメール広告を打つことが可能です。メールを通して定期的にユーザーに情報を発信しながら、ユーザーの購買意欲が高まったタイミングでお問い合わせにつなげていくことができます。

まとめ

今回はオウンドメディアをビジネスにうまくリンクさせ活用する方法をまとめました。いかがでしたでしょうか。今回取り上げたのは非常に基礎的なことではありますが、準備が面倒であるため怠ってしまうケースが少なくありません。しっかり集めたユーザーを適切に売上につなげていくにも、上記の3つは最低限行っていくとよいかと思います。

この記事を書いた人
浜田 友世
公立はこだて未来大学卒。エスキュービズムに新卒入社。入社後、エスキュービズム・テクノロジーにて製品サイトのデザイン、マーケティングを担当。サイト構成考案、デザイン、コーディングから、ディレクションまでを経験。現在はエスキュービズム通商のマーケティンググループにて、Webだけでなく製品のパンフレットやチラシなどのグラフィックデザインも任されている。
この記事を書いた人
早川 朋孝

上場企業へのCMS提案・導入経験が多数あり、「あかもん」の使い方を120%マスターしている。豊富な運用経験に基づくサポートに自信がある。ワードプレス、MT歴はどちらも10年を超えるがCMSの魅力は「あかもん」のほうが上と確信している。趣味は読書など。


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