2017/07/05

【5分でできる】SEO内部対策の見直しの3つの超基本設定

CMS早川朋孝

SEO内部対策の設定は万全でしょうか?

いつもブログを書いているのに順位が上がらないという方、実は基本的な設定が抜けているかもしれません。何年もウェブサイトをCMSで運用をしていると、CMSの経年劣化や自分では意識しないうちに設定が変わってしまっている、なんて可能性がゼロではありません。
HTMLの達人なら色々な設定を見直せますが、初心者のあなたが簡単に見直せるSEO内部対策の項目を紹介します。

目次

  1. titleタグは基本中の基本
  2. meta descriptionはじつはかなり大事
  3. パンくずリストは必要?
  4. h1はtitleタグと同じとは限らない

titleタグは基本中の基本

SEOに一番大事なのはtitleタグです。まさかとは思いますが、titleタグの設定に間違いはないでしょうか。確実な設定をしましょう。ありがちなパターンは以下のようものです。

ブログ記事のテンプレートのtitleタグが記事ごとのタイトルではなく固定になっている

これはかなり痛いです。せっかくいいブログ記事を書いてもまったくSEOの効果を発揮しません。確実にtitleタグが設定されているか確認しましょう。

meta descriptionはじつはかなり大事

Googleのウェブマスターブログを読んでいますか

このブログはウェブサイト運用者に欠かせないブログです。必ず定期的に確認しましょう。このブログの記事にmeta descriptionについての記述があります。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/06/better-snippets-for-your-users.html

メタ ディスクリプションとして適しているのは、ページのコンテンツについて正確に説明している短い宣伝文です。

meta descriptionについては正確にそのページの要約を書きましょう。meta descriptionのよくある間違いは、ブログ記事の一部や冒頭の数行をコピペしたものです。しかしこれは要約でもなんでもありません。本文の要約を正確に書くのは、本文を書くのとは別の労力がかかります。
そのため面倒がってちゃんと書かない人がけっこういます。だからこそ、差をつけるためにも正確な要約文をmeta descriptionに記述するようにしましょう。

パンくずリストは必要?

パンくずリストは必要です。パンくずリストは人にもサーチエンジンにもやさしいです。ためしに有名企業のコーポレートサイトをいくつか閲覧してみてください。
パンくずリストがないコーポレートサイトはおそらく存在しないでしょう。有名企業のコーポレートサイトは万人に受け入れられるよう色々なことに配慮されています。そこに採用されているウェブサイトのテクニックはどんどん真似しましょう。

パンくずリストの設定は面倒だというあなた。

確かにパンくずリストの設定は面倒ですが、その面倒な設定をするのが他と差をつけることになります。パンくずリストサイト構造を把握しやすいため、逆に設定されていないと訪問者にストレスを与える可能性があります。ストレスを感じたサイト訪問者は二度と来てくれません。

h1はtitleタグと同じとは限らない

h1タグはtitleタグの中身と同じでないといけないのでしょうか?

いいえ、そうとは限りません。HTMLの文書は論文の形式なのですが、論文にといて「タイトル」と「見出し」は違う役割が与えられた別ものです。そのためHTMLでもその発想を踏襲します。titleタグと見出しを無理に同じにする必要はありませんし、無理に違うようにする必要もありません。

h1は文脈に応じて適切に設定しましょう。これが答えです。

最後に

この記事に記述したSEO内部対策はどれも基本的な内容です。これらを設定して順位が上がるというよりは、設定をすることで初めて競合と競う土俵に立つことができます。いずれも手を抜いてはいけません。

昔のSEO対策の本を読むと、文字数がいくつ、キーワード率がいくつなどの記述がありますが、それらは今日ではなんの意味もありません。他者の役に立つ内容と適切なHTMLを記述すれば、SEO対策の結果は自然とついてきます。

この記事を書いた人
浜田 友世
公立はこだて未来大学卒。エスキュービズムに新卒入社。入社後、エスキュービズム・テクノロジーにて製品サイトのデザイン、マーケティングを担当。サイト構成考案、デザイン、コーディングから、ディレクションまでを経験。現在はエスキュービズム通商のマーケティンググループにて、Webだけでなく製品のパンフレットやチラシなどのグラフィックデザインも任されている。
この記事を書いた人
早川 朋孝

上場企業へのCMS提案・導入経験が多数あり、「あかもん」の使い方を120%マスターしている。豊富な運用経験に基づくサポートに自信がある。ワードプレス、MT歴はどちらも10年を超えるがCMSの魅力は「あかもん」のほうが上と確信している。趣味は読書など。


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