2016/08/26

IoTがWeb制作会社にとってチャンスとなり得るか想像してみたよ

Web制作早川朋孝

本日2016/8/26の日経新聞でこんな記事がありました。「ネスレ日本、コーヒーマシンにIoT 粉を自動発注、安否確認も」 IoTとはモノとインターネットがつながることを指します。記事によるとネット経由でコーヒーマシンの状態を販売元やメーカーを把握することができるため、コーヒー豆が切れる前に補充できるとのこと。また、利用者が一人暮らしの高齢者の場合、使用頻度に異変があれば検知できるので安否確認に活用できるらしいです。

この記事に書いてあるIoTの未来は、IoTの可能性の一端に過ぎません。さて、Web制作会社はメーカーではないのでIoTは関係ない、と思っていませんか。確かに、こういった未来はWeb制作会社には関係ないように思えますが、果たして本当にそうでしょうか。IoTについてあまり考えたことのない私ですが、ちょっと想像を膨らませてみました。

IoTはメーカーだけが関係する未来ではない

家庭にあるテレビ、冷蔵庫、パソコン、スマホ、湯沸し器、冷房などがインターネットにつながっている未来を想像すると、

人はデジタルな存在ではないから、IoTの機器に接する際は必ずアナログを介在します。つまりそこにデザインが必要になるのです。例えば、冷蔵庫に利用者向けのディスプレイがついているとしましょう。冷蔵庫の中の温度、入っているもの、外の基本、電気代などが一瞥して分かるディスプレイです。さらにこれらの情報がスマホアプリと連動して、家にいなくても分かるとしましょう。

この小さな想像の中だけでも十分に分かります。冷蔵庫とスマホアプリのディスプレイにはデザインが必要だと。さらに、その中身がhtmlで記述されているかもしれません。htmlならWeb制作会社の出番です。Web制作の案件がとれにくくなっている今、到来するであろうイノベーションに向けて今から想像して準備しておけば有利な位置につくことができます。

優れたデザインを作ることで、Web制作会社がIoTを通じてメーカーの顧客満足度を上げることにきっと貢献できます。

Usable IoT
この記事を書いた人
浜田 友世
公立はこだて未来大学卒。エスキュービズムに新卒入社。入社後、エスキュービズム・テクノロジーにて製品サイトのデザイン、マーケティングを担当。サイト構成考案、デザイン、コーディングから、ディレクションまでを経験。現在はエスキュービズム通商のマーケティンググループにて、Webだけでなく製品のパンフレットやチラシなどのグラフィックデザインも任されている。
この記事を書いた人
早川 朋孝

上場企業へのCMS提案・導入経験が多数あり、「あかもん」の使い方を120%マスターしている。豊富な運用経験に基づくサポートに自信がある。ワードプレス、MT歴はどちらも10年を超えるがCMSの魅力は「あかもん」のほうが上と確信している。趣味は読書など。


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