あなたが以下のように悩んでいるなら、ぜひ本屋で気軽手に取ってみてください。きっと勉強になります。
- 広報担当という理由でWeb担当者になったけど、ホームページのことはさっぱり分からない
- アクセスアップのためにブログを書いているけどメッセージが伝わらない
- 中小企業の経営者でWebを活用したいと考えている
- Web担当者として多少は経験があるが、さらにレベルアップしたい
- アクセス解析で何をすればいいかさっぱり分からない
紹介する本
- ウェブ担当者1年目の教科書
- 沈黙のWebマーケティング
- 経営者のためのウェブブランディングの教科書
- あなたの話はなぜ通じないのか
- 明日のプランニング
- Googleウェブマスターツールの教科書
- ウェブ分析論
- ユーザー中心ウェブビジネス戦略
- 韓非子
初級編
ウェブ担当者1年目の教科書 著者:佐野彰彦
ウェブサイトのリニューアルを外注したい。社内稟議を通したい。などなどタイトル通りのウェブ担当者1年目の人が読むのにぴったりの内容。中小企業のウェブ運用に関する話題を広く扱っており、本当に困っているなら熟読に値する本。優しく語るような文体なので、気軽に読めます。
該当する悩み:1
沈黙のWebマーケティング 著者:松尾茂起、上野高史
SNSをどう活用するか、コーポレートサイトを通して引き合いを増やしたい、ECサイトの売り上げを上げたいなど、Webマーケティングに関する内容。漫画を交えて読みやすくしてあるので飽きずに一気に読めます。読みやすい反面、大事なところを一気に読んでしまってはもったいない。ちゃんと内容を理解して身に着くまで、付箋をつかいながら何度でも読むといいでしょう。
該当する悩み:2、3、4
経営者のためのウェブブランディングの教科書 著者:佐野彰彦
「ウェブ担当者1年目の教科書」と同じ著者。どうすればコーポレートサイトを使って会社のブランディングができるか、採用サイトを充実させるにはどうすればいいかなど、中小企業の経営者やある程度経験を積んだWeb担当者に向けての実践的な内容が書かれています。
該当する悩み:3、4
あなたの話はなぜ通じないのか 著者:山田ズーニー
メッセージが伝わらないと悩んでいる方、必読、熟読です。ホームページにどんなメッセージを掲載するか、どんなブログを書けばいいか、SNSをどう運用するか、優秀な人材を確保したいなど、色々なことに応用できます。
該当する悩み:2、3
明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 著者:佐藤尚之
さとなおこと佐藤尚之氏による「明日の〜」シリーズ3作目。広告が見てもらえないのは情報が氾濫しているから、という世の中の状況の説明から始まり、ではそういう状況でどうすべきか?を分かりやすく説明してあります。熟読に値する名著です。マーケティングに関して、コトラーやドラッカーを無理して読む必要はありません。まずはこの本を手にとってみてください。
該当する悩み:2、3
中・上級編
Googleウェブマスターツールの教科書 大本あかね、菊池崇
こちらは今はsearch Consoleという名前のGoogle公式のWebツール。SEOとか、モバイルファースト、アクセス解析などの実践的・具体的な方法が書かれています。Web担当者としてGoogleとどう付き合えばいいかを真剣に考えたい人にぴったり。かなりテクニカルなので「htmlって何?」というレベルの人では読めないです。
該当する悩み:4、5
ウェブ分析論 著者:小川卓
アクセス解析についての古典ともいうべき書籍。Google AnalyticsはPVの増減しが見ていない、というような人にぴったり。そういう人が本書を読むと、きっと目から鱗です。アクセス解析に関する基本的な考え方から分析の仕方、レポートの作成方法まで盛りだくさん。アクセス解析をする人ならパソコンの横に常に置いておきたい1冊です。
該当する悩み:4、5
ユーザー中心ウェブビジネス戦略 著者:武井由紀子、三木順哉
Web担当者というより、Web制作に直接携わる人におすすめの本です。しかし、受注したWeb制作会社が発注元のWeb担当者がこの本の内容に精通していたら、レベルが低いと太刀打ちできないです。今まで何度もウェブサイトのリニューアルをしてきたのに、どうも成果が上がらないとお悩みなら、必読です。
該当する悩み:2、3、4
韓非子
最後に中国の古典を紹介します。Web担当者だからとWebの本ばかり読んでいては偏ります。古典には昔からの多くの人の悩みを打開する力があります。思わぬヒントに出会うかもしれません。韓非子は岩波文庫で全4冊なので重く感じるかもしれませんが、翻訳された部分だけを読めば気軽に読めます。編も分かれているので一気に読む必要がありません。たまには古典もいいですよ。
該当する悩み:2