2015年度上半期（4月〜9月）の新車販売台数は前年比5.8%減の232.9万台に留まった。近年の新車販売市場を牽引してきた軽自動車は前年比19.9%減の84.2万台と登録車よりも新車販売の低迷を余儀なくされている。一方で登録車は148.6万台と前年比1.2%の増加となったものの、前年が消費税率引上げ前の駆け込み需要の反動減の影響を受けていたことを考慮すると、消費税率引き上げの影響から抜け出したとは言い難い状況である。
一部の自動車メーカーは新車販売が好調であることを踏まえると、自動車ユーザーの購買意欲を掻き立てる車両であれば、自ずと新車は販売される状況である。自動車ユーザーの購入意欲を掻き立てるポイントは明確ではないものの、まずは新たな車両を市場に投入していくことが新車需要の回復、底上げに繋がるものと考えられる。
消費税の増税や若者の購買意欲の減退などに伴い、必要としている人の意欲にもっとも響く自動車のみ売れる昨今の現状を踏まえると、オウンドメディアを用いて問題解決型のコンテンツや、消費意欲を刺激するコンテンツを提供することで、他社から一歩抜きんでた存在になることができるのは間違いない。さらに、自社製品への信頼感、認知にもつながる。
オウンドメディアを運営すると多くのサイト来訪者は記事コンテンツを読みたかっただけという可能性はないの？
認知や興味・関心からいきなりリード情報の登録へ導くのは現実的に難しいが、メルマガやSNS、あるいは新しいコンテンツを通して興味関心から期待、最終的に購買へと促進していく。
